このセミナーでは、アニマル・トレーニングの「核になるもの」でありながら、学べる機会の少ない【現代的な倫理】について、 様々な角度から掘り下げ、考えていきます。

 海外の団体やトレーナーの倫理と倫理基準、海外の動物園・水族館が実際にしている選択、野生動物の保護と安全のためにトレーニング戦略の応用事例、人に恐怖反応を示している動物に対するアプローチの事例など、日本ではなかなか触れることのできない「世界の今の情報」をご紹介し、受講されるみなさま、おひとりおひとりが、ご自身の倫理と倫理基準について改めて考え、アップデートできる機会になります。

セミナーの主な内容

  • 教え手の役割

  • 科学と倫理

  • アニマル・トレーニングの目的

  • オペラント条件づけの4つの箱で、いいか悪いかを考えるべきではない理由

  • 手段が目的になってはいけない

  • 行動変化戦略選択のための基準

  • 動物といい関係を築くことの重要性

こんな方におすすめ

動物のトレーニングについて学びはじめたばかりの方から、動物のトレーニングのプロとして長い経験をお持ちの方まで、関わる動物種、職種やキャリアを問わず、動物とのよりよい関係づくりと、動物により安全でより親切なトレーニングに興味をお持ちのすべての方におすすめします。

受講者様の声

アンケートにご協力くださったみなさま、ありがとうございます。

  • R.Y様

    流行している?方法だけど、どことなくしっくり来ていなかった事について、直接みきさんに質問もさせていただきました。爽快に答えていただきありがとうございました。

  • M.N様

    講義の内容すべてが、印象に残っていますが、倫理に唯一の正解はなく、改善しつづけていくものであり、私たちの知識、スキル、倫理は、私たち自身の努力次第でよりよくすることができる。 ということが特に印象に残っています。

  • E.M様

    なにより動物接するときに倫理基準が大切なことなのに、たいていそのことはおざなりになったままトレーニングが語られてしまうことがかなしいなぁと思いました。 自分のもとにいてくれる犬と向かい合う時に、もっと注意深くありたいと思います。

  • I.F様

    実はbaw academy basic courseを受けたその日から今までずっと、犬にとってより良いトリミングはなんだろうと考え続けてきました。 今回の講義を聞き、改めて倫理基準を持つことの大切さを知り、現在トリミングサロンでの倫理基準を作成中です。 また、講義が終わった後自力でハズバンダリートレーニングについても学びを深めています。4年間悩み続けてきた答えに決着がつきそうです。本当に、今回の講義を受けてよかった。犬たちの味方でいられる、そう感じました。

  • M.T様

    素晴らしい講義をありがとうございました。 私は一般の犬の飼育者で、9歳になる元保護犬(←カワイイ。銀河1カワイイ)と生活しています。 4歳まで多頭飼育崩壊+虐待を受けていた我が家の犬は、私以外の人間と新しい場所への恐怖心があります。(無理に慣らすことはしていません) そんな愛犬との生活がより良くなればと受講させていただきました。 信頼貯金の大切さ。改めて意識していきます。 自分の中にある倫理観を具体的に可視化してもらえたような気持ちです。 現在動物と生活している、これから迎える全ての人に受講して欲しいと思いました。 ありがとうございました。

  • S.N様

    科学的であることと、動物たちに親切であることは必ずしもイコールではないのだと改めて認識しました。科学は科学、道具のようなものなんだと思いました。また、この手続きは善でこの手続きは悪という、手続きに対する決めつけや感覚的な先入観があることにも気づきました。目の前にいる個体と周囲の存在のためのよりよい選択を導き出すには、選択肢に対して広い視野を持つことが重要だと感じました。

講師

MIKI SAITO

KPA CTP, CPDT-KA, Fear Free Certified (R) Professional, Animal Behavior and Training Consultant, Specialist in training blind dogs (visually-impaired dogs)

齋藤美紀, KPT CTP, CPDT-KA 動物の生活向上と、人と動物のよりよい関係づくりを目指す、動物の行動とトレーニングのコンサルタント。目の見えない犬(ブラインドドッグ)のトレーニングのスペシャリスト。2019年まで、日本各地で、年間40以上の講義やセミナーを提供。動物の生活向上と建設的な行動支援のために不可欠な、行動変化の科学、倫理、先行事象のアレンジと正の強化を利用した実践的なケアとトレーニングのスキル等教えている。 国内外の犬関連雑誌への寄稿や、プライベート・コンサルテーションや、オンライン・コーチング、海外の動物に関わるプロフェッショナルの招致イベントの企画・主催・運営等も行う。 生徒、クライアントは、ドッグトレーナー、獣医師、動物看護師、ペットシッター、トリマー、動物園・水族館スタッフ、犬の飼い主など、幅広い。 認定資格、メンバーシップ、継続教育についての詳細は、https://bawedu.com/more を、倫理基準については、https://bawedu.com/code-of-ethics をご覧ください。

※12/10(土)「動物のトレーニングの倫理と倫理基準」の会場は、同建物4F-Eに変更となりました(11/20)