これまでの受講者数

141名

2024年12月31日までの数

問題を解決するためには、しくみと関係性の理解が欠かせない


安全と健康の要素と関係性


人と動物の行動選択の関係性


よりよい選択のための確かな判断力を身につける

このプログラムでは、動物の行動、動物の生活、動物との関係を向上させるための基盤となる知識を体系的に学びます。

動物が経験する苦痛、行動、環境の関係を理解し、科学と倫理の2つの側面において合理的な「明確な根拠を示せる選択」ができるようになることを目指します。

※旧名称:現代的な動物のトレーニングの教科書【3コースセット】

このプログラムが提供する価値

科学的・倫理的根拠に基づいた理解を土台にすることで、動物の生活の質を向上させ、より確かな支援と関係構築を実現することが可能になります。

「しつけ」という言葉や、根拠が不明瞭な情報にまどわされず、ふりまわされず、古い考えを打ち破り、動物に対する決めつけや強要的思考に気づき、現代的な、世界の当たり前の知識とマインドセットにあなたをアップデートします。

修了生の声

  • A.O様

    本当に受講して良かったと思っています。私はドックトレーナーをしているのですが、資格を取った団体がオビディエンスの「型」を重要視しており、エンリッチメントや犬の希望を聞く事を全く教えられませんでした。今は独立して独学で色々と勉強している中、BAW ACADEMYを知り、学ぶ事が出来て嬉しく思っております。

  • Y.N様

    今まで断片的にしか得られていなかった情報を体系化することが出来ました。 ビデオが効果的に組まれていて、とても分かりやすく進められました。

  • S.K様

    受講を終えて、動物達の管理と学習について深く考えるべきだと思いました。 私は鳥の勉強を主にしていますので尚更考えてしまいます。 鳥は容易に管理できるので、それだけにもっと考えてあげなくては!と。

  • Y.O様

    トレーナーとして、本当に僕が学びたかったことはこういうことでした。 今まではしつけやトレーニングは、結局は強制的に動物にやらせていただけだったのかと思いました。

  • M.K様

    エンパワーメントの重要性を再認識しました。

  • R.Y様

    全体を通して動物福祉について、より深めることができた。情報が溢れる世の中で、ついその場面だけに目が行きがちで、その動物にとって本当に良いものなのか、人側の「良いに違いない」という印象や主観で判断しがちだが、あくまでその個体にとって良いことなのか、を改めて考える機会になった。

  • T.T様

    ラベルをこれまで張り続けてきた事に気づかされました。 この子は、こういう子だと決めつけ、人に説明してきてしまった自分を見直して反省がいっぱいです。自分が好きな犬達のためにはまずは自分が変わる事の大切さに大きく気付いたモジュールでした。

  • S.H様

    行動支援のシンプルモデルの講義内にあった、先行事象のアレンジについての内容が非常に役に立ちました。 今まではどのような強化子を随伴させるか、といったことを意識しがちだったんですが、ABCのAの部分もとても大切だということに気が付きました。

  • Y.M様

    全部良かったのですが、ABC観察と分析の手順とやり方がとても勉強になりました。 聞いているだけでは分かりにくかったのですが実際に練習問題に取り組む事で少しは具体的に考える事が出来るようなきっかけになったと思います。

受講によって得られる具体的な変化

  • 多くの人が見落としてしまう動物が経験している苦痛にも目を向けられるようになります。
  • 行動と環境の関係を観察・分析できるようになります。行動の予測と、効果的な予防策や改善策の検討に役立ちます。
  • ケアやトレーニングに関する情報をしくみや基準に照らして考え、方法をリスクとベネフィットの両面から客観的に評価できるようになることで、より適切な選択ができるようになります。
  • 自分自身を改善し、動物との関わりや関係を向上させることができます。これまで「当たり前」だと思っていたものの見方や考え方、方法の選択を客観視し、改善点を発見できます。
  • 海外のドッグトレーナーや、動物園・水族館スタッフと同じ前提知識を持って対話や交流をすることができるようになります。


このプログラムの知識を活かせる具体的な場面

  • 動物のケアやトレーニングに関する情報やプロの選別
  • 動物の飼養・管理環境と手法の評価・見直し・改善
  • 動物の行動支援(トレーニング)・行動維持(メンテナンス)
  • 問題になっている行動への対策と戦略の検討
  • 問題になる行動の予防策・予防プログラムの検討
  • 行動改善策に効果が見られなかった場合の対策の見直し・改善、新しい対策の設計

このプログラムをおすすめする人

  • 動物のためのよりよい選択をしたい方
  • 自分が指導されたことやSNSなどで見聞きする情報に疑問を感じている方
  • 行動について正しく理解したい方
  • 動物たちを誤解なく理解したい方
  • トレーニング技術の科学的背景を正しく理解したい方


専門領域、職歴、動物との関わりの長さなどは問いません。一般のペットの飼い主の方にも受講をお勧めします。

齋藤美紀

KPA-CTP, CPDT-KA, FearFree® Certified Professional


アニマル・ウェルビーイング・ストラテジスト/エデュケーター/トレーナー

海外のトレーナーたちからは、目の見えない犬(ブラインドドッグ)のトレーニングのスペシャリストとして知られている。

「それは本当に安全で親切な選択なのか? よりよい選択はないのか?」を問い続け、探し続ける。どんな相手に対しても、動物の味方として、発言・行動することを大切にしてする。

情報の調査・分析・整理・構造化・図解化を得意とし、教育プログラムや教材の設計・制作に活用する。

科学的根拠に基づく情報を多角的な視点で読み解き、新たな切り口から解説する講義は、受講者に最新の知識と深い気づきを提供する。

また、海外の動物のケアとトレーニングの専門家の倫理観やマインドセットについても紹介・解説し、受講者が自身の倫理的スタンスを見直し、より現代的で動物に配慮した考え方へとアップデートできるように支援している。

【主要保有認定】


【動物関連経歴】

2012年より「Animal-centered training」の知識と技術を求めて、学びの拠点を海外(主に米国)に移す。多様な指導者のコース、ワークショップ、セミナーを受講し、ClickerExpoやASAT Conferenceにも参加。

また、海外のトレーナー、行動獣医師、応用行動分析の研究者、先進的な動物園・水族館のスタッフなど、多様な専門家と積極的に対話を重ねるとともに、最新の学術論文を継続的に調査・分析。分野横断的な視点で動物のケアとトレーニングに関する知見を深め、「よりよい選択」を追究している。

2013年頃から海外で発信される専門情報の日本語翻訳活動を開始。行動変化の科学、倫理、先行事象のアレンジと正の強化を利用した実践的ケアやトレーニング技術を教える教育サービスを2014年から本格化。東京、仙台、名古屋、大阪、福岡で、毎年年間合計40以上の講義・セミナーを提供。2020年からは各サービスをオンラインを中心に提供している。

クライアントや受講生は、ドッグトレーナー、獣医師、動物看護師、ペットシッター、トリマー、動物園・水族館スタッフ、ペットの飼い主など多岐に渡る。

また、国内外の専門雑誌への寄稿、海外専門家の招致イベントの企画・運営、ペットの飼い主やドドッグトレーナーなどへの動物の行動やトレーニングに関するプライベート・サポート・サービスも行っている。

利用期間

決済日から60日間

購入したコースの情報にアクセスできる期間

受講料

36,000円

このプログラムに含まれるコース:

  • 動物の行動的健康と精神的健康
  • 行動と行動変化の科学(1)
  • 行動と行動変化の科学(2)

チーム割引

同じ事業者・団体にご所属の方が、3名以上同時にお申込みいただく場合、割引の対象となります。

ご購入の前に、必ずご確認ください。

  • このコース内容にアクセスできる利用期間は、決済日から60日間です。利用期間の延長はできません。
  • 当社が提供する製品およびサービスはセルフサービス型です。登録、申し込み、購入および利用に関連する確認、準備および作業は、問題発生時の対処も含めて、受講者の責任において行うことが規定されています。
  • コースで提供する情報の利用目的は、受講生ご本人の学習に限定されています。コースを通じて提供される情報の中で、既に公知となっているもの以外は機密情報のであるため、情報の提供目的および利用可能な範囲が厳密に決められています。規定に反した場合、受講者は法的責任を問われ損害賠償の責任が生じます。詳しくは利用規約(オンデマンド型コース)をご覧ください。
  • 次のような場合は、ご購入をお取り止めください。
    • 利用規約に同意できない内容がある
    • 受講に必要な操作等に不安がある
    • 決済手続が行えない

動物福祉と行動科学【エッセンシャルズ】

受講料:36,000円 利用期間:60日

動物の福祉と行動について正しく理解して、「動物に関わるプロ」として、動物の行動と動物が置かれている環境に対して、適切な判断をするための知識基盤。このプログラムには、①動物の行動的健康と精神的健康、②行動と行動変化の科学(1)、③行動と行動変化の科学(2)の3つのコースが含まれます。